2019年9月19日木曜日

Photoshop:ブラシのバージョンが合わなくて使えなかったけどなんとかなりました

  • B!
ブラシといっても元はただのping画像データってこと。まだまだ古いソフトを使いますよ。

相変わらず、古いmacで古いフォトショップ(CS5.5)を使っているわけですが、さすがにそろそろ、ネットに公開されているプラグインが対応できないことも増えてきました。

今回はせっかく見つけたブラシが使えなくて困りましたが、なんとか使えるようになったので記事にしようと思います。


記事はだらだらと長いですが、要はフリーソフトを使って
「abrファイル」→「フリーソフトでそれぞれのping画像に」→「フォトショップでブラシの登録」
をするだけですよ。

参考に、今回CS5.5で使えなかったブラシです。
Free Wet Ink Photoshop Brushes 3


それではどうぞ。







「abrMate」をダウンロード

そんでもんって、今回使うフリーソフトはabrファイルの中身を見たり、変換したりできる「abrMate」というやつです。
Windows7用のソフトらしいですが管理人のwindows10(64bit)でも普通に使えました。

「abrMate」ダウンロードページ

ダウンロードファイルはzipなので解凍ソフトを用意しましょうね。

※使うには「Microsoft .NET Framework 4.0」が必要。
管理人は必要ありませんでしたが、人によっては「Microsoft .NET Framework 4.0」が入ってなくて作動しない人もいるかもしれないので一応ダウンロード用リンクを貼っておきます。

Microsoft .NET Framework 4 (Web インストーラー)(マイクロソフト)》


インストール


解凍したフォルダ内に「setup.exe」とがあるので、これをダブルクリックしてインストールを開始します。
exeの名前がシンプルすぎて、なんかいかがわしいソフトに感じましたが大丈夫でした。


インストールできました。
金曜日にインストールしたんですね。(どうでもいい)


使い方


1.起動・abrファイルの読み込み
さっそく起動をしました。
英語ですけど、シンプルな機能しか持たないソフトですので、難しいことはありません。
とりあえず「Open Brush Set」でabrファイルを読み込んで「Close Selected Brush Set」で読み込んだものを削除できるということですね。


読み込みたいabrファイルを選択すると、サムネイルが表示されます。
まとめて読み込んだり、削除したいときは、それぞれの「All~」を選びましょう。



2.そしてpngに書き出し
ブラシのサムネイルを選んで「Export Selected Brush to png」をクリックするとpng形式の画像ファイルとして書きだすことができます。

この時に新しいフォルダを作ってその中に保存しないと、ブラシによってはpngファイルの数ががえらいことになったりするときもあるので気を付けましょう(3敗)
全部まとめて書きだしたいときは下の「Export All~」ですね。


はい、これでabrファイルからブラシの素となるpng画像が取り出せました。
あとはこれらのpng画像をフォトショップでブラシ化してあげるだけです。


ついでに「abrMate」にはコンタクトシートを作る機能もあるので、使ってみましょう。
これで、ブラシの中身を一目で確認確認できますね。




Photoshopでpngファイルを読み込もう

これで、それぞれのブラシのping画像が抽出できました。
ここからは別に難しいことはないですよね。(一つ一つ登録するから面倒くさいけど)
いわゆるカスタムブラシを作る方法です。

カスタムブラシの登録方法がわからない人用リンク
リンク先の記事の3番目の工程からですね。


よし、これで終わり。
と思ったら、ブラシ登録ができない。

こんな風にメニューでブラシ登録が選択できません。困った。


対処方法:png画像のサイズを小さくする。
ある程度予想はできましたが、画像のサイズを小さくしてみたら登録ができました
やったぜ。
フリーブラシってめちゃくちゃ大きいものが多いですよね。

登録できました。



これで水彩画っぽい何かを描きまくろうと思います。
これにはCS5.5君もニッコリ。



他のブラシも試したところ、どうやら、幅、高さのどちらかが2500pixelを超えてしまうと、ブラシの登録はできないようです。

もしかしたら、この元のpng画像が大きすぎるのが、古いフォトショップでそのまま読み込めない原因なのかもしれませんね。


以上。バージョンが合わなくて読み込めないabrブラシを使う方法でした。
おつかれさまでした。
一応書いておきますが、フリーソフトのご利用はご自分の判断・責任の元お願い致しますね。




おまけ。

実は最初に、同じ機能でさらに古いソフト(2007年製)abrviewerを使ってpingファイルを抽出できるか試したのですが、予想はしていましたが、今回のabrファイルは読み込むときにエラーが出てしまいました。しかもソフトがフリーズ


試した労力がもったいないし、もしかしたら、さらに古いバージョンのPhotoshop、OSを使っている方の参考になるかもしれないので、ダウンロードリンクだけ張っておきます。

古いPhotoshopで最新ブラシを使うチュートリアル(ASCII.jp様)》
※2008年の記事です。

ダウンロード先。
abrviewer



0 comments:

コメントを投稿