2014年4月30日水曜日

Illustratorメモ:イラストレーターで隙間のある円グラフを作る

  • B!
円グラフツールを使って円グラフを作れるけど、あとで3D機能を使ったり、Photoshopで加工をするときに隙間があったほうがいい場合がちょくちょくあるのでグラフの隣同士に隙間を作りたいときのメモ。


画像はクリックすると大きくできますよー。

1.まずは普通に円グラフを作るよ。



円グラフツールを普通に選択して、アートボードをクリックすると[グラフ]ウィンドウが出てくるので円グラフの大きさを決めてあげよう。

今回は300px×300pxにしたよ。


OKを押すとまだグラフ状になってない円となんやら数値を入れる表が出てくるよ。



表の一番上の行に合計が100なるように数値を入れていくよ。
今回は50、30、20と入れますた。数値を入れたら、右上の「適用」のチェックマークをクリックしてあげよう。
円が50%、30%、20%の割合で区切られて、3つの扇ができたね。



分割された扇は「グループ選択ツール(白い矢印と+マークのツール)」などで個別に選択できるから、わかりやすいように色を塗っておくね。
取り敢えず円グラフの完成だ。


2.扇と扇のあいだに隙間を作っていこう。


各扇についている「線」をそのまま隙間にしちゃえばいい感じの隙間付き円グラフができそうだね。
なので線がそのまま隙間になることをイメージして、線幅の太さを調整してあげよう。
今回は3ポイントにしてみたよ。

次はグループを解除をしよう。
グループ化を解除しようとすると、「選択範囲にはグラフが・・・」と聞いてくるけど気にせずokを押そう。okを押しただけだと、まだグループ化は解けてないのでもう一度グループ化を解除してね。











次にオブジェクトを全部選択して、上のメニューから「オブジェクト」→「分割・拡張」と進もう。

[分割・拡張]ウィンドウが出てきたね。
「塗り」「線」にチェックが入っているのを確認してokを押そう。

さっきまで「線」だった部分が普通の黒いオブジェクトになったね。
各扇とグループ化されているからまたグループ化解除をしてあげよう。
(画像はわかりやすくするためにオブジェクトをずらしています)

次にこの黒いオブジェクトだけを全部選択して[パスファインダ]の「合体」をしてあげよう。
黒いオブジェクトが一つに合体したね。

(もし、[パスファインダ]ウィンドウが出てなかったら上の[ウィンドウ]メニューの中にあるから探してみよう。)


黒いオブジェクトと扇を全部選択して、今度は[パスファインダ]の「刈り込み」をしよう。
「刈り込み」をすると全体がグループ化されるはずだから解除をしろ。いや、してください。


最後に黒いオブジェクトだけを削除して、隙間のある円グラフの完成です。もう、ゴールしてもいいよね?

あとは適当に3Dの効果をつけてイキがろうぜ。



ポイント・隙間の幅=もともとの線幅なので、出来上がりをイメージして線幅を決めよう。
     ・やたら、グループ化解除が出てくる。

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1 comment:

  1. 初めまして。
    円グラフ機能に隙間を入れたかったので、こちらの記事を見てすぐに作業に取り掛かることができました。
    ありがとうございます。

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