2014年5月1日木曜日

Photoshop:フォトショップのアクション「Magic 3D」を使って、いろんなものを1クリックで立体にしてみるtips

  • B!
今回はphotshopのプラグインアクションの「Magic 3D」の紹介がてら、いろいろなものを立体にしてみようというtips。

クリック一つで平面のオブジェクトを光沢のある立体にできるので、ちょっと気取った立体ロゴを作ったり、お洒落な立体円グラフなんかもつくれるかもです。
ちなみに、管理人のphotoshopのバージョンはCS5です。


1.まずはatnファイル(アクション)をダウンロードしようず。

Magic 3D Photoshop Action ページの「Download the action and associated files」をクリックして、アクションをダウンロードしてね。

圧縮ファイルを解答すると、こんな感じのファイルがはいってるよ。


「Magic 3D.jpg」このアクションの紹介だね。
「Magic 3D.atn」アクションデータ。このファイルをフォトショップで読み込んでね。
「Glow.png」光沢の画像。アクションの実行中にこのファイルを読み込むから、ちゃんと場所が分かるところに保管しておいてね。
「Demonstration.psd」デモンストレーション用のpsdファイル。お試しでこのファイルを使ってMagic 3Dアクションを実行してみてねっていうファイル。製作者の心遣い感謝。

ダウンロードが済んだら、こことかを参考にして、Photoshopにアクションを読み込んでね。



2.「Demonstration.psd」ファイルで「For shape」アクションを試してみる。

アクションを読み込んだら、せっかくなので作者さんが用意してくれた「Demonstration.psd」ファイルを使って立体をつくるよ。「Demonstration.psd」を開いてみよう。


[アクション]と[レイヤー]ウィンドウを出そうね。
確認してみると、[アクション]ウィンドウに「For shape」「For text」「For layers」と3つのアクションがあるね。
レイヤーの方には歯車のシェイプレイヤー(レイヤー名「3DMe!」てっやつね)があるね。

早速この「3DMe!」レイヤーにアクションを適用してみよう。
シェイプレイヤーなので、「For shape」を実行するよ。
「3DMe!」レイヤーが選択されているのを確認して、「For shape」を選んで、下の三角形のボタン(再生ボタン)を押そう。



そうすると、何故か「開く」ウィンドウが出るはず。ここで、このアクションをダウンロードした時に一緒に入っていた「Glow.png」ファイルを読み込むんだ。アクションが続行されるぞ。


次に画像のような状態で、一旦アクションが止まるはず。
このタイミングでオブジェクトの大きさ、位置、遠近を決めるんだね。それぞれを決めたら、画面上部の○を押してアクションを進めよう。


しばらく、アクションが進んで(レイヤーが大量にできているはず)またウィンドウが出てくるよ。
今度は[レイヤースタイル]ウィンドウだね。ここではオブジェクトの上部(立体のフタにあたる部分)のスタイルを決めれるよ。
プレビューを見ながら好きなようにいじってね。okを押すとアクションが進むよ。


またまた[レイヤースタイル]ウィンドウが出てるくよ。
今度は底辺に付く影の設定だね。okを押すとアクションが進むよ。


またまたまた[レイヤースタイル]ウィンドウが出てるくよ。
今度は側面の影のグラデーションについての設定だね。okを押すとアクションが進むよ。



さて、またアクションが止まって、「Top glow」という白くて透き通ってるレイヤーができてるね。
このレイヤーを使って表面の光沢(ハイライト)を表現してねってことだね。
なのでいかにも光っているように見えるような位置に移動させてあげよう。
今回は大きい歯車の角に合うように移動してみたよ。移動が終わったら、画面上部の○を押してアクションを進めよう。


最後に、「Glow1」「Glow2」というレイヤーが出来てアクションが終わるよ。
「Glow1」「Glow2」をお好きな位置に移動して3Dの歯車の完成だ。やったぜ。
なにげに、レイヤーとかをグループにまとめてくれて整理されてますね。このアクションの制作者さんは絶対いい人だと思う。


3.テキストレイヤーで「For text」アクションを試してみる。

今度は「For text」アクションを試してみようと思うよ。
新規ファイルにテキストツールで適当に思いつくまま文字を書いてみよう。
一つのレイヤーに色と大きさが違う文字を書いてみたよ。



では早速「For text」を実行してみよう。
上記と同じように「Glow.png」ファイルを読み込んで、進んでいくと・・・

あらら、大きさを決める段階まできたところで文字の色が変わっちゃいました。
違う色の文字で立体を作りたい時はレイヤーを分けて別々にアクションを適用しなくちゃいけないみたいだね。
○を押して取り敢えず先に進みます。


[レイヤースタイル]ウィンドウが出てきたね。


このまま何回か[レイヤースタイル]ウィンドウが出てきて完成するよ。


( `・ω・) ウーム…あまり細い文字や行数が多いものには向かないみたいだね。
この記事のサムネのようにサンセリフのシンプルなフォントのときに使うといいかも。


4立体の円グラフを作ってみる。

イラストレーターで作った平面の円グラフをこのアクションで立体にしてみるよ。
イラストレーターでの円グラフの作り方はこの記事(Illustratorメモ:イラストレーターで隙間のある円グラフを作る)を参考にして作ってね。(宣伝)
今回は平面のイラストレーターで作って、このアクションで立体にしてみるよ。

イラストレーターのデータを上のメニューの「ファイル」→「書き出し」と進むとフォトショップのpsd形式で保存できるよ。

保存したデータをフォトショップで開いて、「For layers」を適用してみよう。
ここから先は上の2つと同じだから、適当に大きさや位置なんかを決めてね。
今回は何もいじらないで進めるよ。

さて、アクションが終わったところなんだけど・・・。


違和感がありまくりなので、次のことをしました。
「Glow1」「Glow2」「Top glow」レイヤーを非表示
「3d Effect」レイヤーの効果のカラーオーバーレイを非表示
「Top」レイヤーの効果のグラデーションオーバーレイの調整
まあ、マシになったかな。


よく見てみると、ちゃんと閉じた立体になってない部分があるね。しょうがないのでブラシで近くの色を拾いながら描きました。

はい、完成(無理やり)

とまあ、こんな感じのアクションです。今回は特に細かいところには手を加えませんでしたが質感なんかを考えてそれぞれの効果のパラメータをいじってあげれば、もっとかっこいい立体に仕上げることが出来ると思いますので、是非使ってみてください。


ポイント
・いちいち「Glow.png」読み込むのがメンドイかも
・イラストレーターやフォトショップの標準の3D効果とは違った雰囲気の立体を作れる。
・可能性は感じるアクションです。
・ていうか、どこが1クリックだよ。


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