Illustrator:ねじれた手裏剣を作りましょう。

管理人の性格もねじれています。

 さて今回、敵国の城に侵入する任務を受けたのですが、手裏剣が不足していることに気が付いたので、イラストレーターで手裏剣を作ろうと思います。

とりあえず、刃の部分が直線的な物なんかはコチラなんかで紹介をされているのですが、 今回はもう少し投げやすくしたいので「円弧ツール」と「線幅ツール」を使って、刃の部分がねじれたものを作ってみようと思います。

※「線幅ツール」はＣＳ5以上にしかないことをご了承下さい。








まずは「円弧ツール」を使って1/4円弧を描きます。
 「円弧ツール」は「直線ツール」と同じ場所にあります。
shiftを押しながらドラッグすると綺麗な1/4円弧が描くことができます。

次に「線幅ツール」を使って先細りの線を作ります。
「線幅ツール」を選んで根本のアンカーポイントを掴んで、さらにshiftを押しながら右に引っ張ります。

画像のように、綺麗なカーブを作ることができました。

これが手裏剣の刃の1/4になります。

後は、これを4つコピーをするわけです。
「回転ツール」を選んで根本の中心のアンカーポイントをoption（ctrl）+クリック 。

スマートガイドをオンにしてれば見つけるのは簡単ですね。

［回転］ウィンドウがでますので90°回転し、コピーをします。

こんな感じで、手裏剣ができました。

後は大きさを変えて、完成。と言いたいところですが、ここで問題。
このまま、拡大・縮小をすると、刃のカーブの比率が変わってしまいます。

これでは敵を倒せない手裏剣になってしまう。困った。

なので、一旦上のメニュー「オブジェクト」→「パス」→「パスのアウトライン」でオブジェクトをアウトライン化してあげます。

※逆にいえば、４つの刃を作った状態で刃のねじれ具合が気に入らないときは、拡大・縮小をすることで、いい感じのねじれを探せるということです。




アウトライン化すると、アンカーポイントがごちゃごちゃになるので［パスファインダ］の合体をしてあげます。

すっきり。

「楕円ツール」で手裏剣の穴を作ってあげます。
色は分かりやすいように付けているだけですので、適当にどうぞ。

穴をくり抜きたいので、手裏剣と穴を両方選択して［パスファインダ］の「前面オブジェクトで型抜き」をしてあげます。

完成です。

これで安心して任務に向かうことができるでござる。

後はお好きに色などを付けて、忍者気分を味わって下さい。
刃の数を変えたいときは回転の時の角度を90°以外にしてあげればいいだけです。

ニンニン。

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