実はこのブログを「Photoshop 紙吹雪」「illustrator 紙吹雪」という検索ワードで来られる方がぼちぼちいらっしゃいます。どうも、以前の記事の「ニコニコモンズ 紙吹雪」がgoogle先生でかなりの上位に表示されてしまっているみたい。検索して来てみたらこんな紙のように薄っぺらいブログでで申し訳ない。(上手い)
なので、せっかくなんで稚拙ながら紙吹雪の作り方でもやってみようと思います。
簡単に作れるけど、そんなに凝ったもんじゃないのでご了承ください。
【illustrator編1 個別に変形を使う方法】
1.適当に新規ドキュメントを作る。
ここは説明いらないね。
2.長方形(正方形でもいいよ)をいっぱい描く。
後でバラバラにするから、オブジェクトの複製(mac:command+D win:ctrl+D)をうまく使って描きまくろう。
3.色を塗る。
さっき描いた四角にバランスよく色を塗る。ここが一番めんどいね。
(本当は最初に色を塗ったものを複製しまくって、整列をしたほうが楽かもしれないね)
追記:ランダムでいいのなら便利なスクリプトがありましたのでこちらの記事を参考にしてみてください。
Illustrator:wundes.com に公開されているイラストレーターの便利なスクリプトを試してみた。
4.個別に変形を使う。
四角を全部選択して、上のメニュー「オブジェクト」→「変形」→「個別に変形」と進もう。
個別に変形ウィンドウが出てくるので、まずは右下の[ランダム]と[プレビュー]にチェックをいれよう。後はプレビューを見ながらお好きな感じにバラけさせよう。
5.「効果」をかけて完成。
これだけでも無理をすれば紙吹雪に見えなくもないけど(強引)もう少し、それっぽしてみよう。
紙吹雪をいくつか選択して、上のメニューの「効果」→「ワープ」と進んで、「円弧」や「旗」などをかけたよ。あと別に必要ないけど薄いグレーの線幅もつけてみた。
後は、色が重なってしまっているところやちょっとした配置を調整して完成です。
(大きいのと小さいのが重なっているときは大きいのを手前にしてあげたほうがいいかも。)
【illustrator編2 散布ブラシを使う方法】
1.新規ドキュメントを作る。
2.長方形を一つ作る。色は後で変えれるからなんでもいいよ。
3.ブラシウィンドウに散布ブラシとして登録する。
長方形をドラック&ドロップでブラシウィンドウに持っていくと新規ブラシウィンドウが開くから、散布ブラシにチェックを入れてokを押そう。
4.散布ブラシオプション
そうすると散布ブラシオプションウィンドウが出るはず。(出ない人は、登録した長方形のサムネをダブルクリックしてね)
取り敢えず、[彩色]の方式を「色合いのシフト」にしてok。この項目は一度描いた紙吹雪の色を後で変えれるようにするためのもの。
5.ブラシツールで描いてみる。
ブラシツールを使って、線を描いてみよう。こんな感じになって「どこが紙吹雪だこの野郎!」とお怒りの方、慌てないでください。これからですこれから。
6.再びの散布ブラシオプション
今描いた線を選択した状態で、ブラシウィンドウのサムネをダブルクリックして、再び散布ブラシオプションを出そう。
設定を画像のようにしてみよう。もちろんプレビューを見ながら、好きな設定にしていいよ。
ポイントだけ説明すると、右側は全部[ランダム]にしよう。回転の基準も[パス]にしてあげたほうがいいと思います。あとパラメータには黒▲と白△があるから注意してね。
設定ができたら、またokを押そう。「このブラシは・・・」という注意がでたら、「適用」を押してね。
7.色を変える。
ブラシなので、線の色を変えるとまとめて変えれるよ。
個別に変えたい時は、線を選択した状態で上のメニュー「オブジェクト」→「アピアランスを分割」と進んで、「グループ解除」をすれば長方形が個別に選択できるようになります。基本これの繰り返しでそれっぽく紙吹雪はかけると思います。
8.あとはお好きに
最初の登録するブラシを色んな形にすればより紙吹雪っぽくなると思います。
(横着をして個別に色を変えてないのがバレバレだね)
【Photoshop編 配布されているブラシをお借りする(手抜きtips)】
1.紙吹雪用のブラシを配布しているサイトを探す。
2.見つける。「gaialot_brush3」Gaialot Lab.様。
3.ニヤニヤしながら、ブラシを自分好みの設定にする。
4.自己嫌悪に陥る。
補足:つまりフォトショップの場合は、実際の画像から切り抜くか、やっぱりブラシ登録をして散布させるのがいいと思います。
関連:紙ふぶき-confetti(Lotus*様)
【aftereffect編 png画像を作る(蛇足)】
1.ayato@webさんの「制作例 19:舞う花びらの表現」を参考に紙吹雪の動画を作る。
2.png形式で出力して、透過画像素材として使う。
3.とはいえ、png画像は合成しやすいので、aftereffectで画像素材を作ってしまうことは意外とある。
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