さて、くいこみ文字なんですがお金持ちの方にはこちらのように専用のフォントはあるわけです。
管理人は貧乏性なので無料で簡単に作る方法はないかとネットを巡回していたらやっぱりあったので紹介をしたいと思います。
こちらの掲示板でのNo.6078の返答の方の方法ですな。
インデザインをそれなりに扱える方はリンク先の文章だけで十分でしょうけど、一応初心者や管理人のために合成文字の扱いも勉強しつつ記事にしてみようと思います。
Top画像の数字のフォントはこちらで紹介されている、「Komika Poster」です。もちろんフリーフォントです。
まずは合成フォント
さて、まずは金額をテキストツールで打ちます。
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当ブログの値段は50円くらいでしょうか。 |
上のメニューの「書式」→「合成フォント」と進みます。
[合成フォント]ウィンドウが出てきます。ここでいろいろな設定をすることでオリジナル感のある合成フォントを作ります。
「新規」をクリックしましょう。
[新規合成フォント]ウィンドウがでるのでかっこいい名前を付けましょう。
これで合成フォントを作る準備はできました。ちゃんと先ほど作ったフォントになっているのを確認して、まずは数字部分をいじってみようと思います。
今回の数字部分は半角数字で打ったので「半角数字」の項目を変更していきます。
フォントの種類をImpactにしてみました。
したのサンプル文章に変更が反映されるので確認をしながらお好きなフォントにしましょうね。
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メタボなフォントがお勧めです。 |
次は「円」の部分を変更してみようと思います。「円」は漢字なので「漢字」の項目をいじってもいいのですが、通常は他にも文章があるはずで他の漢字も小さくなって困ってしまうはずです。
なので、今回は「特例文字」としていじくっていきます。
「特例文字」をクリックしましょう。
[特例文字セット編集]ウィンドウが出てきます。
ここも「新規」を押しましょう。
そうして名前を付けておk。
[特例文字セット編集]ウィンドウに戻って「追加文字」の項目に漢字の円を打ち込んで追加ボタンを押しましょう。
上の升に円の文字が登録されました。保存をして特例文字の登録は終わりです。
[合成フォント]ウィンドウに戻ると、先ほど作った特例文字の項目が追加されていますので、先ほどの半角文字の時のように変更を加えていきます。
今回はヒラギノ角ゴW6にして文字の大きさを60%、文字の位置を7%にしました。
みなさんのお好きにどうぞ。
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角ゴにする覚悟はできてますか? |
さっそく今作った合成フォントを先ほどのテキストに反映させてみましょう。合成フォントは通常のフォントを選ぶときのように選択することができますよ。
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まずまず。 |
色つきのくいこみ文字
文字の基本の形ができたので、いよいよくいこみ文字を作っていこうと思います。
まずは[スウォッチパネル]で、新しく2つのカラーを作ります。
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2つ作るのがポイント。 |
一つ目の色です。色はなんでもいいですが文字のフチの色になるので黄色なんかが王道ですね。
二つ目の色です。本来は一つ目の色と同じものにしてください。今回は説明がしやすいようにあえて色を変えています。
こんな感じで二つの色ができました。
次は文字スタイルを二つ作ります。[文字スタイル]パネルで新規に二つ作ってね。
それぞれの文字スタイルを設定していきます。
一つ目の文字スタイルには先ほど作ったカラーの一つ目をフチの色に設定してあげます。
線幅も忘れずにつけましょう。
二つ目の文字スタイルにも同様に二つ目のカラーを設定してあげます。
文字スタイルの設定はこれだけです。
次に、テキストを選択をした状態で[段落パネル]のオプション内にある「ドロップキャップと先頭文字スタイル」と進みます。
[ドロップキャップと先頭文字スタイル]ウィンドウが出てきました。
「先頭文字スタイル」項目の「新規スタイル」ボタンを押してスタイルを登録します。
一段目は先ほど作った文字スタイル1に設定します。
二段目も同様に文字スタイル2に設定します。
最後に、3段目には「繰り返し」に設定ます。
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プレビューを見ながらがんばろうね。 |
これで、ほぼ完成です。最後の最後に文字の詰めを調整して、かっこよくくいこませましょう。
いい感じに重なってくれています。
色をそれっぽくして、詰めを調整したものです。
今回のようなことをしないで、単純に線幅を付けただけだと、画像のように黄色がすべて後ろにまわってしまうわけです。
いろんなフォントや設定でくいこまして遊んでみよう。
ベクトルハウス
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